2013年01月21日

エバーグリーン(花が咲かないマリーゴールド)

タキイ種苗鰍フ緑化飼料課の営業担当者から線虫対策に効果的なマリーゴールドの紹介を頂きました。
線虫の被害で困っていらっしゃる有機JAS認証の畑での栽培や無農薬で栽培されている農家さんには朗報です。

マリーゴールドはアフリカン種とフレンチ種に大別され、一般にはアフリカン種のアフリカントール(品種名)が各種のネコブセンチュウおよびネグサレセンチュウの密度抑制に栽培されています。

栽培のポイントとして
 ・播種期は、中間地、暖地ともに4〜7月。
 ・播種量は、直播で3〜4リットル(約0.3kg相当)/10アールです。
 ・施肥基準は、10アール当たりチッソ10kg、リンサン10〜15kg、カリ10kgです。

以上がアフリカントールの紹介で栽培経験のある方や聞いたことのある方は大勢いると思いますが、次に紹介するエバーグリーンは初めての方が多いと思います。

栽培のポイントはアフリカントールに準じますが、特性はかなり違います。

エバーグリーンは、フレンチ種のマリーゴールドです。
最大の特長は、花が咲かないことです。

特性として、
 ・オオタバコガの幼虫の餌となる花が咲かないので被害が少ない。
 ・花が咲かないので株の老化が遅い。
 ・分枝が旺盛で地面を早くから被覆するため雑草も少ない。
 ・各種ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの密度を抑制する。

アフリカントールとエバーグリーンの緑肥効果を播種後3か月後に、すき込み後作のダイコンのネグサレセンチュウへの被害株率(%)、オオタバコガの被害率(%)はを比較すると、アフリカントールの後作がネグサレセンチュウの被害株率50%に対してエバーグリーンは5%、またアフリカントールの後作がオオタバコガの被害率5.7%にたいしてエバーグリーンは0%でした。(平成22年度試験研究成績書No.16神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所)

エバーグリーン.jpg
posted by きりしまのタネヤ at 18:56| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック