水稲栽培は、10人いれば10通り、育苗方法も様々です。
私なりに理詰めで育苗していましたが、27年目にして初心にかえって丁寧に作ってみようと思い立ち、タネ蒔きから19日目にあたる今日までの経過を掲載します。
まずは、籾の塩水撰です。
20ℓの水に500gの食塩を溶かし、浮いた籾を取り除きます。

種まきは、120g/箱くらい蒔きました。
種蒔き後は、4日目でひろげました。

ひろげたら、ローラーで鎮圧します。

次に100箱あたり1kgの割合でカルゲンを散布します。


次にこのタイミングで散水します。

散水後は、直ちに遮光率90%の遮光ネットを2枚重ねのベタカケにします。

べた掛け2日後の夕方に遮光ネットを取り外して再びローラーで鎮圧します。

その後たっぷり散水ししました。
4日後にまたローラーで鎮圧しました。
このころになるとすぐにイネは起き上がります。

ローラーで鎮圧することにより腰が短く葉の長い水稲苗になります。
今回は、13枚だけ昨日(6月10日)に、「ルオール」100倍希釈液を10ℓジョーロで散布しました。
あと10日くらい育苗しますから変化が現れるか楽しみです。

そして、本日(6月11日)の水稲苗の様子です。
約15cmほどです。

いい感じで生長中です。
