2016年06月11日

水稲育苗

水稲栽培は、10人いれば10通り、育苗方法も様々です。
私なりに理詰めで育苗していましたが、27年目にして初心にかえって丁寧に作ってみようと思い立ち、タネ蒔きから19日目にあたる今日までの経過を掲載します。

まずは、籾の塩水撰です。
20ℓの水に500gの食塩を溶かし、浮いた籾を取り除きます。

水稲育苗1.jpg

種まきは、120g/箱くらい蒔きました。
種蒔き後は、4日目でひろげました。

水稲育苗5.jpg

ひろげたら、ローラーで鎮圧します。

水稲育苗6.jpg

次に100箱あたり1kgの割合でカルゲンを散布します。

水稲育苗7.jpg

水稲育苗4.jpg

次にこのタイミングで散水します。

水稲育苗3.jpg

散水後は、直ちに遮光率90%の遮光ネットを2枚重ねのベタカケにします。

水稲育苗2.jpg

べた掛け2日後の夕方に遮光ネットを取り外して再びローラーで鎮圧します。

水稲育苗5月30日.jpg

その後たっぷり散水ししました。
4日後にまたローラーで鎮圧しました。
このころになるとすぐにイネは起き上がります。

水稲育苗6月3日11.jpg

ローラーで鎮圧することにより腰が短く葉の長い水稲苗になります。
今回は、13枚だけ昨日(6月10日)に、「ルオール」100倍希釈液を10ℓジョーロで散布しました。
あと10日くらい育苗しますから変化が現れるか楽しみです。

水稲育苗6月10日.jpg

そして、本日(6月11日)の水稲苗の様子です。

約15cmほどです。

水稲育苗6月11日2.jpg

いい感じで生長中です。

水稲育苗6月11日.jpg





posted by きりしまのタネヤ at 16:25| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カルゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

カルゲン

カルゲンはカルシウムとイオウが結びついた農業用石膏(硫酸カルシウム)を主体製造した特殊肥料です。

弊社では、30年近く販売しています。

このカルゲンは酸性のカルシウム肥料ですから土壌のPHを挙げることなく連用することで土壌を団粒化し、有効微生物の繁殖を促します。

特に窒素過剰等による生育障害を軽減します。

施用効果として、
  1. 葉はやや小さく淡緑色で葉肉が厚く、茎は太く丈夫になります。
  2. 茎葉が立形になるので光合成能力が促進します。
  3. 葉や実の表面組織が緻密になり、色・艶が向上します。
  4. 根の発育が旺盛になります。
  5. 細胞の分裂を促進するので充実度(重量)が増加します。
  6. 細胞組織を丈夫にし耐病性・耐寒性を強化します。
  7. 鮮度を保持し貯蔵中の腐敗を軽減します。
以上が期待できます。

実際昨秋は天候不良が甚大で、11月の暖冬、12月の寒波と降雪など作物の生育にとっては受難の年でした。結果、収穫時期が早まり品質が低下して病気が蔓延しました。

しかし、キャベツの例ですが、ある農家さんが別々の畑にカルゲン施用の畑と無施用の畑と設けて栽培したところ、無施用区は病気が発生して収穫量が大きく落ちたのに対して、カルゲン施用区は通常反当り6トン収穫のところを天候不良にかかわらず増収の7トン越えでした。
私は、カルゲンを施用した栽培で水稲栽培を26年していますが、凶作の年まわりの田んぼが平年の5割作の時自分の田んぼは平年の8割作でした。

カルゲンを施用すると食味が向上しますが、何よりも異常気象のリスクを負いながら毎年栽培するのなら、保険だと思って常に水稲も野菜も施用することをお勧めします。
posted by きりしまのタネヤ at 20:28| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カルゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする