これは、いわゆる連作障害なのです。連作障害の出にくい野菜、例えば南瓜などもありますが、一般には、胡瓜、茄子、スイカ、トマトなど実物野菜(果菜類)は連作障害が出やすいです。そこで、接木苗を植えることが一番の対策になります。
接木苗とは、連作に強い台木に品質の良い穂木を接ぐのですが、相性(親和性)合って何でも接木が出来るわけではありません。
うちでは、3年ほど前から接木苗を一部導入していますが翌年は決まって接木苗を再び買い求められます。それは、作りやすく収量もかなり多くなるからです。
接木作業は、かなり細心の管理が必要になりますので、うちでは、接木が出来たばかりの小さな苗(プラグ苗)を取り寄せて、一般に出回っている鉢のサイズ(9cm鉢)よりも一回り大きいサイズ(10.5cm鉢)に植えて育苗した後に店頭に並べます。
鉢のサイズが大きいと土の量も多くなり結果根もしっかりと育ち一回り大きな立派な苗になります。
植えつけると9cm鉢と10.5cm鉢とでは小学生と中学生の短距離走のごとく、10.5cm鉢の初期生育は目を見張るものがあります。
専門店だからこそのこだわりです。
もちろん、育苗用の土もゼム堆肥を3割入れて肥料もオリジナルの配合をしています。
明日の植え込み分の育苗鉢です。
【関連する記事】
しっかり上がらず出来るといいのですが・・
接木苗?なるほど!と思いました。
なかなか自分でやろうと動かないのが
いけないのですが、枯れちゃうのは可哀相だし。
しっかり上がらず出来るといいのですが・・
接木苗?なるほど!と思いました。
なかなか自分でやろうと動かないのが
いけないのですが、枯れちゃうのは可哀相だし。