2023年02月28日

育苗中

毎年4月1日頃の販売を目指して種まきから育苗をしています。
2月28日現在の生育状況です。

令和5年2月28日育苗中.jpg

4月1日頃から約1か月間が野菜苗、これに遅れながら花苗が続いていきます。
posted by きりしまのタネヤ at 18:44| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

月桃について@

天然素材の葉面散布剤として『月桃の力』を6年前の2017年2月原販売を開始しました。
早速、2017年3月に胡瓜栽培でスリップスに致命的な被害のあった圃場が劇的に改善したことから熱心な販売を心掛けました。
その後、トマト、イチゴ、ブドウ、ナシ、白菜等の野菜や果樹栽培で使われています。

日本農業新聞の2020年4月30日の1面に月桃について掲載されました。


月桃新聞.jpg
この記事を読み増々興味を持ち現在に至っています。
posted by きりしまのタネヤ at 19:03| 鹿児島 火山灰| Comment(1) | TrackBack(0) | 月桃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月21日

旧暦2月

今年は2月20日が旧暦の2月1日に当たります。
旧暦2月の農事暦です。

農事暦2023_2月縮小.jpg
見にくいかもしれませんが、国分種苗のホームページの令和5年度農事暦のバナーをクリックするとダウンロードできます。
私もSG-primeとアラフェスタの希釈液を散布しました。
posted by きりしまのタネヤ at 18:48| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 農事暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月15日

サツマイモのウイルスフリー苗

紅はるか.jpg
サツマイモ(品種名ベニハルカ)のウイルスフリーポット苗です。
一昨日入荷してハウスの中に2重トンネルと農電マット20℃設定の中で養生中です。
明日、納品予定です。

通常1鉢の苗から50本以上の切苗を採苗することができます。

定植時には苗の根部をほぐし、芋化し始めた赤い根は除去します。これにより、土中で根が自由に伸長して採苗効率が上がります。

基本的な増殖方法は、苗床へのポット苗の定植は15cm×15cmの株まで行います。
伸長後に分割した苗は同じ株まで新たな苗床へ移植します。
この時に1〜2節残して伸長した脇芽を切り、さらに同じ株まで新たな苗床へ移植します。
そして、移植した苗も1〜2節残して伸長した脇芽を切り、以下これを繰り返し50本以上に増殖出来たら本圃へ定植する苗の採苗を開始します。


posted by きりしまのタネヤ at 18:58| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月14日

鉢上げ

鉢上げ.jpg

1月15日に播種したトマト、ナス、ピーマンの中で生育の早いほうから鉢上げを始めました。
朝夕の天気模様を注意深くかんさつしながらの換気等のタイミングを工夫しながらの細かい管理が続きます。
posted by きりしまのタネヤ at 18:37| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月12日

花タネを播きました

花種子播き.jpg

アゲラタム(タイムレスミックス)、
アリッサム(スノークリスタル)、
インパチェンス(スーパーエルフィンミックス)、
ガザニア(サンシャインミックス)、
カンナ(トロピカルツインミックス、トロピカルサマーミックス)、
キンレンカ(チップトップキックス、ホワリーバードミックス)、
クレオメ(カラーフォンテンミックス)、
ケイトウ(久留米ローズ、キャッスル混合、久留米混合、久留米緋紅色2号、赤茎久留米紅貴、きもの混合、センチュリーミックス、
コリウス(レインボーミックス)
サルビア(ファリナセアストラータ、ファリナセアビクトリアブルー、サクラプルコ、アカプルコ、ユキプルコ、ボンファイヤー、ビスタレッド、ホットジャズスペシャル)、
千日紅(ファイヤーワークス、ストロベリーフィールド、ネオンミックス)、
ダリア(レッドスキン)、
トレニア
ニチニチソウ(エクエイターミックス、パシフィカXPミックス)
百日草(レッドサン、ゴールドサン、エクスクイジート、カナリーバード、スカーレットフレーム)、
ペチュニア(プリズムサンデーミックス、バカラミックス)、
ベゴニア(アンバサダーミックス)、
松葉土丹(ソーラーキッズミックス)、
マリーゴールド(ボナンザイエロー、オレンジ、スプレー)、
などを50穴トレー(200穴1/4)に1枚ずつ播種しました。



posted by きりしまのタネヤ at 20:07| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月06日

1回目播種その後2

1月15日播種から約3週間後の様子です。
トマトは、鉢上げ可能な大きさになってきました。

その後2.jpg
posted by きりしまのタネヤ at 12:36| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月05日

令和5年旧1月

旧暦の1月ももう半ばですが暦をアップします。
栽培管理にお役立てください。

農事暦2023_0002 ブログ用.jpg
posted by きりしまのタネヤ at 12:59| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 農事暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月03日

農事暦の解説

平成30年からオリジナルの農事暦作り始めて7年目になります。
一部ではありますが、トマト栽培農家さんや生産法人の一部の方にはよく理解してもらいお役に立てているようです。
持論ではありますが、そこで今一度農事暦の解説をしたいと思います。
きっかけは、農薬散布のタイミングに新月の頃と満月の頃を目安にカレンダーに印をつけて一部の農家さんに渡したところ、お茶栽培農家さんから農薬の効果が良くなったとの話から色々調べ始めました。
中でも『月と農業』という本の中で、南米のインディオの栽培管理について大変興味を持ち今に至っています。

今では農業を始めるにあたり、いつ薬剤散布をしたらいいか?、いつ追肥をしたらいいか?、いつ収穫したら長く貯蔵できるか?などの目安になればと思い、初心者でも60点はとれる栽培管理、あとはよく観察して70点、80点とより良いものが生産できる目当てになればと思っています。

植物内の水の動き3.jpg

これも持論ですが、最初の生物が発生した時よりもはるか昔から地球と月の間では引力が存在していました。全ての生物はこの引力の影響下の中で進化しながら現在に至っています。
そこで月の満ち欠けに注目すると必然的に潮の動きに着目しました。

植物はおおむね次のような生育パターンで生長していきます。
小潮から大潮に向かう時期が細胞の分裂が盛んな時期、大潮から小潮に向かう時期が細胞を伸長させる時期です。

新月から満月、満月から次の新月迄が旧暦の1ヶ月になります。
新月の頃と満月の頃が大潮になるので、新月からの潮の動きは、大潮から小潮と小潮から大潮で満月の頃となり、次の大潮小潮と小潮から大潮で新月の頃となります。つまり、細胞が伸長する時期、細胞の分列が盛んな時期が、旧暦の1ヶ月にそれぞれ2回あることになります。

そこで細胞が伸長する時期を伸長期、細胞の分裂が盛んな時期を充実期と呼び、伸長期の中潮の頃に一般のN、P、Kの液肥散布、充実期には細胞壁の主成分のペクチン酸カルシウムが順調に生成されなければならないので、この時期に微量要素、特にカルシウムを適宜与えることはカルシウム欠乏を予防することになります。充実期の中潮の頃にカルシウム主体の微量要素剤を散布します。

最後に植物内の水分の動きについて説明します。
何十年も前のことですが、年配の方から『闇夜の木を切れ」と教わったことがあり、その時は意味がよくわからなかったのですが、『植物内の水分の動きと生育のリズム』を見ると新月の頃が余分な水分が地下部にたまります。つまり、この場合の闇夜とは新月の頃で、地上部に余分な水がないのでこのタイミングで木を切ると乾燥しやすく虫も付きにくいのだつ理解しました。

新月から満月に向かうにつれて次第に地上部に水分が移動し満月の頃が最大になり、そして満月から新月に向かうにつれて次第に地下部に水分が移動し、これらを絶えず繰り返しています。

そこで見方を変えると新月の頃は地下部に水分が多くありますからダイコン、ニンジンなどの根菜類やジャガイモ、サツマイモなどは重量が乗り、地上部は余分な水分ないのでカボチャやキャベツ、かんきつ類など一時貯蔵するものは貯蔵中の腐敗が軽減されます。また、満月の頃は地上部に水分が多くありますから果菜類や葉菜類は重量が乗り、一方地下部には余分な水分がないので、すぐに出荷しないサツマイモやジャガイモなどは貯蔵中の腐敗が軽減されます。
実際は、収穫時期と植物内の水分のタイミングがぴったり合わせての収穫はなかなか難しいかもしれませんが、一時貯蔵が必要なものや種芋として貯蔵するものは歩留まりを考慮すると有効だと思います。
posted by きりしまのタネヤ at 19:24| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 農事暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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