2022年03月03日

農事暦についてC

農事暦について@〜Bをまとめてあらわしたのが以下の暦です。
農薬散布の目当てになる頃や二十四節気や今年から復活させた種まきにはあまり向かない種蒔凶日も掲載しています。
液肥については個々の液肥を紹介するまでもありませんが、月桃の活力液SG−Primeについては詳しく紹介したいと思います。

令和4年旧2月.jpg
posted by きりしまのタネヤ at 00:00| 鹿児島 ☁| Comment(0) | 農事暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月01日

農事暦についてB

植物内の水の動きを別の角度から考えてみると新月の大潮の頃は植物内の余分な水分が地下部に降りている頃なので、地上部の収穫物には余分な水分がありません。例えば地上部を収穫するキャベツや白菜などの葉物野菜は重量は乗りませんが、貯蔵した時に傷みにくく、大型の冷蔵庫で出荷調整の必要な時にはこの時期に収獲したものの貯蔵をお勧めします。同様にカボチャなどの収穫後しばらく貯蔵するものも長持ちし追熟できます。
一方、満月の大潮の頃は植物内の余分な水分が地上部に上がってくるので、地上部を収穫後すぐに消費する野菜は重量が乗ってくるので、収穫量を重視するものの収穫に適しています。また、地下部を収穫していったん貯蔵するものは余分な水分が少ないのでサツマイモの種イモやサトイモなど長期の貯蔵に向いています。
このように同じ野菜でも目的に応じて収穫のタイミング違ってくることになります。

次に細胞のリズムから考えると大潮から小潮に向かう頃が細胞が大きくなる伸長期なので、この時期はN/P/Kの液肥を散布する適期となります。
そして小潮から大潮に向かう頃が細胞が盛んに分裂する充実期なのでカルシウムなどの微量要素が欠乏しやすい時期に当たるのでこの時期が微量要素の液肥の散布の適期となります。

植物内の水の動き1.jpg



posted by きりしまのタネヤ at 21:34| 鹿児島 ☁| Comment(0) | 農事暦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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